あんこう(鮟鱇)(英名:goose fish, angler fish) |
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日本各地の沿岸に分布しており、水深50〜400mの砂泥底に生息しています。
産卵期は3〜7月で、卵は幅30cm、長さ4mのゼラチン質の卵帯に包まれて海面を浮遊してから、ふ化します。 |

体表にうろこがなく、頭は非常に大きく扁平で、胴は細くて短くなっています。前頭部にある背びれのいちばん前のとげは、誘引突起に変形しており、これで他の魚をおびき寄せています。
泳ぎは苦手で、発達した胸びれを足のように動かして移動すると言われています。 |

あんこうを獲る!
底引き網で漁獲されています。
全国の正確な統計はありませんが、いわきは全国でも有数のあんこうの産地で、約150tの水揚げがあります(平成10年)。(漁法についてはこちらをご覧ください) |